第1回:HTMLは失敗作? - ちゃんと知識『XHTML』
- 2008-08-21 (木) 12:39
- 01.連載
HTML(エイチティーエムエル)は、「Hyper Text Markup Language」の頭文字を取った略称で、ホームページ(Webサイト)を作るための技術です。
たとえば、次のようなものがHTMLです。(実際には、もう少し決まり文句が必要です)
<p>重要な部分を<b>太字</b>にします。</p>
これをWebブラウザに表示すると、図のようになります。

図:HTMLを表示したところ
<p>や<b>といった記号を「HTMLタグ」または略して「タグ」と呼びます。HTMLは、このタグを文章の中に埋め込んでいくことで、Webページを作り上げていきます。
たとえば、先の例では「太字」と書かれた部分が太い文字で表示されています。これは、「<b>」というタグに「太字にする」という意味があるからです。
Webページを作るためには、このHTMLの種類やルールを覚えて、作り上げていけばよいわけです。非常に覚えやすく扱いやすいため、あっという間に広まり、現在のように、数え切れないほどのWebサイトが存在する状況になったことは、いうまでもありません。
しかし、HTMLは不完全だったためか、人によって書き方がまちまちになってしまい、あまり良くない状況になってしまいました。たとえば、次のような面で統一が図れていなかったのです。
タグを大文字で記述するか、小文字で記述するか
たとえば、同じ「<b>」というタグも「<B>」と大文字で記述しても、「<b>」と小文字で記述しても問題ありませんでした。そのため、大文字と小文字が混在してしまいました。
属性をダブルクオーテーションで囲むか、囲まないか
タグは、次のように「属性」を使って細かな指定を行うことができます。
<img src="/images/image1.jpg"…>
しかし、この属性の囲みを次のようにしても問題ありませんでした。
<img src=/images/image1.jpg…>
<img src=’/images/image1.jpg’…>
閉じタグとセットで使うか、単体で使うか
タグは、基本的には次のように「閉じタグ」とセットで使います。
<b>…</b>
しかし、たとえば先の「<img>」タグのように閉じタグがないタグもありますし、次のように「<p>」というタグを閉じタグとセットにせずに使うことができました。
段落の終わりです。<p>
このように、かなり人それぞれの書き方ができてしまうため、収拾がつかなくなってきました。
そこで(これだけの理由ではありませんが)、一度ルールを整理して作り直したものが「XHTML(エックスエイチティーエムエル)」です。
次回は、XHTMLについて詳しく紹介しましょう。
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