5.インストールとはじめの設定 - WordPress入門 〜 WordPressではじめる”ちゃんと”Web管理
- 2008-12-01 (月) 20:56
- 01.連載
WordPressの魅力が分かったところで、いよいよWordPressをインストールしてみましょう。
WordPressは、オープンソースプログラムなため、無料で利用できるのが魅力な反面、インストールの手続きはMovableTypeなどに比べると若干複雑です。ある程度、インターネットやWebについての知識が必要になりますので、難しいようであれば専門家にお願いすると良いでしょう。
準備するもの
セットアップを始める前に、次のものを準備しましょう。
- Webサーバーへのログイン情報(FTPサーバーのアドレス、ID、パスワード、アップロード先ディレクトリ)
- データベースのログイン情報(サーバー、データベース名、ID、パスワード)
- ブログまたはサイトの名前
- 管理者のIDとパスワード(自由に決めることができます)
サーバーの情報などは、レンタルサーバーの場合は契約時に書類やメールなどで通知されるはずです。分からない場合は、オンラインヘルプなどで調べ方を探すか、または管理者に問い合わせてみましょう。
ダウンロード
まずは、WordPressの本体をダウンロードします。日本語版を次のサイトからダウンロードしましょう。
画面右側のリンクをクリックすると、ZIP形式のファイルをダウンロードできるので、これを解凍ソフトで解凍します。

設定の変更
解凍したファイルの中に、「wp-config-sample.php」というファイルがあります。このファイルを「wp-config.php」という名前に変更します。(-sampleを取り除く)
このファイルをエディタソフトなどで開きます。すると、次のような内容が記述されています。
define('DB_NAME', 'putyourdbnamehere'); // データベース名
define('DB_USER', 'usernamehere'); // ユーザー名
define('DB_PASSWORD', 'yourpasswordhere'); // パスワード
define('DB_HOST', 'localhost'); // データベースサーバ (ほとんどの場合変更する必要はありません)
define('DB_CHARSET', 'utf8');
define('DB_COLLATE', '');
ここに、データベースの各種情報を記述していきます。大抵は、「DB_NAME」「DB_USER」「DB_PASSWORD」だけ変更すれば大丈夫です。それぞれ「putyourdbnamehere」「usernamehere」「yourpasswordhere」という仮文字列を置き換える形で、次のように書き換えましょう。(例: DB名: wordpress, ID: admin, パスワード: passwordの場合)
define('DB_NAME', wordpress'); // データベース名
define('DB_USER', 'admin'); // ユーザー名
define('DB_PASSWORD', 'password'); // パスワード
define('DB_HOST', 'localhost'); // データベースサーバ (ほとんどの場合変更する必要はありません)
define('DB_CHARSET', 'utf8');
define('DB_COLLATE', '');
続いて、その下の次の部分を書き換えます。
define('AUTH_KEY', 'put your unique phrase here'); // 固有の語句に変更してください。
define('SECURE_AUTH_KEY', 'put your unique phrase here'); // 固有の語句に変更してください。
define('LOGGED_IN_KEY', 'put your unique phrase here'); // 固有の語句に変更してください。
ここには、セキュリティのために他人には分からないような、暗号の文章を記述していきます。適当な文章を記述しても構いませんが、便利なのは次のページを利用することです。
このページを訪れると、あらかじめ適当な文章が入った上記の文章が表示されます。これは、コンピュータが自動的に算出した文章で、他人にはほぼ 100%分かりません。この文章をコピーして、先ほどの場所に代わりに貼り付けましょう。これで準備完了です。
アップロードと権限変更
次に、FTPクライアントソフトでWebサーバーに接続します。FFFTP(Windows)やTransmit(Mac・有料)などを利用しましょう。
すべてのファイルをアップロードします。そして、次のフォルダの権限を読み書き可能(777)に変更してください。方法は各FTPクライアントソフトの説明書などをご確認ください。FFFTPの場合は、対象のフォルダを右クリックして「権限の変更」メニューから変更できます。
/wp-content
これで準備完了です
最初のアクセスと設定
続いて、Webブラウザで今WordPressをセットアップしたURLにアクセスしてみましょう。すると、次のような画面が表示されます。

ここに、それぞれ次のものを記入していきましょう。
・ブログタイトル
Webサイト名を記入します。Webブラウザのタイトルバーやヘッダー部分などの表示されます。
・メールアドレス
管理者のメールアドレスを記入します。さまざまな通知メールの送付などに利用されます。
・このブログをGoogleやTechnoratiなどの検索エンジンに表示されるようにする
チェックを外すと、検索サイトからは非公開のWebサイトを作ることができます。会員向けのサイトの構築をする場合や、構築が完了するまで検索されたくない場合はチェックを外しましょう。後から、変更することもできます。
設定が完了したら、「WordPressをインストール」ボタンをクリックします。
成功すると、次にログイン名(adminで固定)とパスワードが表示されます。これを忘れると、ログインができなくなりますので、必ずメモしておきましょう。
管理画面へのログインとアカウントの変更
これでセットアップは完了です。ただし、このままではパスワードが非常に複雑で覚えにくいのと、アカウントがadminで固定されているため、セキュリティ的に若干心配です。というのは、WordPressで構築されたWebサイトは管理画面のURLが必ず「wp-admin/」になることと、アカウントが標準で「admin」になるため、さまざまなパスワードを試してアタックを仕掛ける攻撃があり得るのです。その為、必ずアカウント名を変更してパスワードも複雑なものにしておきましょう。
まずは、次のURLにアクセスして管理画面のログイン画面を表示します。
http://【セットアップしたURL】/wp-admin/
そして、先ほど表示されたアカウント名とパスワードを記入してログインします。次のような管理画面が表示されます。

画面右側の「ユーザー」リンクをクリックし、出てくる画面の下部で新しいユーザーを登録します。
ユーザー名とメールアドレス、パスワードを2回記入して、必要に応じて名前なども記入しておきます。また、最後の「権限」という設定項目を必ず「管理者」にあわせてください。
登録したら、画面右上の「ログアウト」リンクをクリックしていったんログアウトしましょう。
そして、今作成したアカウントで改めてログインをします。先ほどと同様に「ユーザー」リンクをクリックすると、あらかじめ準備されていた「admin」というアカウントと今作成したアカウントが表示されます。
そこで、「admin」というアカウントの左側にあるチェックボックスをチェックして、削除してしまいましょう。これで、安全性が向上しました。
なお、ここまでの作業手順をムービーにして撮影しています。文章では分かりにくい部分の参考にしてください。
以上でセットアップは完了です。WordPressを楽しみましょう!
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